デザイン思考マスターワークショップでは、1日から2日の時間をかけて、実践的なデザイン思考のプロセスを深く掘り下げます。参加者は、実際の課題を用いて、共感の構築、アイデアの発想、プロトタイピング、そしてテストの各ステップを経験します。この集中的なワークショップを通じて、参加者はチームで協力し、実用的な解決策を迅速に形にする能力を高めます。最終的に、デザイン思考を活用して、組織内の具体的な課題解決に向けたアクションプランを立案することができます。

コース概要

本コースでは、日常業務においてデザイン思考を活用するスキルを身につけることを目指します。参加者は、1日コースまたはより包括的な学習を求める場合に選択可能な2日フルコースから選ぶことができます。

【コース概要】
① デザイン思考の基礎:このセッションでは、デザイン思考の基本概念や実際の活用例を学び、デザイン思考プロセスへの理解を深めます。
共感(Empathy):ユーザーセントリックなデザインを実現するため、インタビュー、ステークホルダーマッピング、ペルソナの作成、ジャーニーマッピングなどの手法を用いて共感を育みます。
③ 課題の特定(Define):深い洞察から真のニーズを発掘し、適切な問題定義を行うための視点(Point of View)を明確にします。
④ アイデア創出(Ideate):様々な創造手法を用いて、解決しなければならない真の課題に対する解決策をチームの力で幅広く考え出します。
⑤ プロトタイプ作成 (Prototype):出てきたアイデアを表現するためにプロトタイプ(試作品)を作成します。プロトタイプの作成に必要な技能を得られるようにします
⑥ テスト(Test):プロトタイプを実際にテストし、その効果を検証します。フィードバックを収集し、改善点を特定する方法を学びます。
⑦ 実践での活用に向けて:多くのデザイン思考ワークショップがアイデア出しで終わる中、日本デザイン思考協会のワークショップでは
アイデア出しで終わらせず、出てきたアイデアを具体的な事業やプロジェクトとして推進する方法に焦点を当て、実践的な次のステップと目標を設定します。

【対象者】
・多様性と創造性を重視し、社内文化の醸成を目指す企業
・デザイン思考を活用して、社内の新規事業開発を促進したい企業